9月は、「がん征圧月間」です。肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん検診を受けましょう。早期発見早期治療に努めましょう。
10月は「乳がん月間(ピンクリボン月間)」です。乳がん早期発見啓発運動が展開されています。乳がんは女性が患うがんの中で最も多いがんです。「ブレスト・アウェアネス」に努め、40歳になったら2年に1回マンモグラフィ検診受けましょう。
「ブレスト・アウェアネス」とはイギリスで提唱された言葉で、「乳房を意識する生活習慣」のことです。
女性が乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房の変化を感じたらすぐに乳腺専門の医師を受診するという、正しい行動を身につけるためのキーワードです。
1.乳房の状態を知る
2.乳房の変化に気づく
3.乳房の変化に気がついたら、すぐに乳腺専門の医師を受診する
4.40歳になったらマンモグラフィによる乳がん検診を受ける
という4つの基本行動を提唱しています。
「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2025高知」が、高知県春野総合運動公園運動広場Dで、2025年10月4日土曜日12時から、5日日曜日12時まで開催されます。
がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧をめざすチャリティー活動です。会場ではチームの仲間とタスキをつなぎ、チームフラッグを掲げ歩きます。夜を越えて歩き、チームの仲間や参加者同士で朝をむかえる、夜通しのイベントです。「リレー・フォー・ライフ」が使命とする“Save Lives”は、直訳すると「命を救う」ですが、単に医療行為によって救命を行うという意味ではありません。「人の魂を救う」ということなのです。三つのテーマとして、がんの告知を乗り越え、生きていることを祝福し(祝う Celebrate)旅立った愛する人たちをしのび(しのぶ Remember)がんで苦しむ人や悲しむ人をなくす社会を作る(立ち向かう Fight Back)ことをめざしています。
乳がん患者会「いぶき会」は、がん征圧月刊の行事に参加したり、市町村が開催する健康祭り等に参加して啓蒙活動を行っています。「リレー・フォー・ライフ」にも参加しています。
この会への参加は、乳がん体験者なら誰でも自由です。参加希望者は、下記の事務局か、当院受付にお尋ねください。この会の会長さんは浜田安子様です。
事務局:高知県総合保健協会内 いぶき会事務局
住所 :高知市桟橋通6丁目7-43